いや待てよ、これまで腕時計を購入する際、私はメーカーではなくデザインとギミック重視で選んできた。その結果、購入するのはいつも決まってシチズンだっただけ…。
今回は気分を変えるためにも私が愛用していたアナデジテンプの電池交換をまとめます。
ではサクッとみていきましょう。
VAGARY-アナデジテンプ
CITIZEN製のアナデジテンプは皆さん一度は目にしたことがあると思います。ただ個人的にはあのデザインにシルバーカラーがどうしても好きになれず…いいなぁと思いつつ学生の頃からずっと避けてました。
元々、VAGARYの母体は1896年創業のVEGLIA社だそうですが…気になる人はぜひ歴史を検索してみて。
それはさておき私が学生時代に1番最初に購入したのがこちらの腕時計…
CITIZEN ALTERNA シャッターデジタルVO10-5766B
一見普通の時計に見えますがギミックが隠れてます。「シャッターデジタル」というだけあって横のボタンを押すとシャッターのように開きバックライトが付き、カレンダー,アラーム,クロノグラフ,ワールドタイム,タイマーを表示してくれます。
話は戻りますが、就職して5年後ぐらいにVAGARYのアナデジテンプ(RED)を目にしてすぐに購入しました。それがこちら!
VAGARY-アナデジテンプ(RED)
しかし、時が経つごとに背面は汚れ…
革のベルトは破れと変色しボロボロです。
今回は電池交換とベルト交換を行っていこうと思います。
電池交換-SR1120W
まずは専用の工具を使ってベルトと裏蓋を外していきます。
アナデジテンプの電池は「SR1120W」になります。個人的には必ず液漏れ補償があるのがおすすめ
なぜかというと、腕時計を使わずにしまっていて「電池切れ」になったままずっと放置していると電池が「液漏れ」して基盤を痛める恐れがあります。電池切れして保管しておく場合は電池を抜いて保管した方がいいと思います。
電池交換後、裏蓋のゴムパッキンを専用の塗布器で浸してあげます。
パッキンを入れて上下の蓋を左右に回転させて蓋に戻します。
腕時計用バンド
次に腕時計用バンドです。
結構痛んでいたので、新しいものを購入!バガリーのアナデジテンプは22mmです。
999円と低価格なものを選択!
この手のピンは取り付けやすくてとてもよきです。
動かない…あれっ?
電池交換したのに…リセットもしたのに動かない。
仕方ないので分解、洗浄することにしました。
液漏れ痕
別角度からパシャリ!
デジタル用基盤も外します。なんと美しい基盤だ…
裏側パシャリ!綺麗な弧を描いているな…
廃棄覚悟で無水エタノールの海に沈めてやりました。さらに優しい毛先でこちょこちょ地獄!
総評・まとめ
結果は…デジタル部分復活しました!がっ
表示が薄すぎてほぼ見えない状態です。とても残念です…成功しているのに、表示はされたのに表示が薄い。
では最後に私と同じように基盤を取り出そうと試みる方へ注意事項をお伝えします。笑
基盤を抑えている鉄板を外すには緑矢印のネジを外す
次に基盤の外側の黄色の丸枠を外す(4箇所)
鉄板が外れたら赤矢印のネジを外す(2箇所)
それ以外はネジを外さないように注意してください。アナログ時計のネジが外れてしまうので元に戻すには匠の技/技術力を必要とします(専門工具が必要です)
ということで、今回は「バガリーアナデジテンプ電池交換編」としましたが、基盤分解までやった挙句、復活したがデジタル表示が薄いという残念な結果に終わってしました。
お気に入りのアナデジテンプをお持ちの方は液漏れ補償のある電池を使うとことをお勧めします。また長期保存する場合は電池を抜くということもお忘れなく…。
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