Dyson V10トリガー故障…素人修理は困難?!

約4年ほど使っているコードレス掃除機「Dyson V10 Fluffy+SV12」に不具合?!が発生し始めました…。
管理人
管理人
あれ?電源が入りづらいな…
今回は愛用している吸引力の落ちないダイソンコードレス掃除機のメンテナンス(修理)編をお届けします。

サクッといきましょう。

不具合箇所・原因

ここ1-2週間ほどダイソン掃除機を使おうと思ってトリガーを引いても最初は吸引してくれるのですが、しばらくすると勝手に電源が落ちてしまうようになりました。

管理人
管理人
バッテリー劣化かな?!
4年間毎日使っては充電を繰り返していればバッテリーの劣化の恐れがあるため「そろそろバッテリー交換かなぁ?」と思ってました。

ただ、バッテリーのランプは赤色というわけではなく、ずっと青色ランプが点灯しているので他に原因が考えられました。で、調べてみると、どうも「トリガーの故障」が考えられました。

バッテリーランプ正常
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 
結構多くのユーザーさんが私と同じようにトリガーの不具合でレビューしている方は多い。実際にバッテリーを外してトリガー内部をチェックしてみると…

管理人
管理人
これは…折れてるな。
トリガーパーツ部分を押さえるとがかなり緩い。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 
ということで、Amazonでパーツを購入し翌日、修理することにします。

修理手順

多くの方は私と同じような原因でコメントされているので、Amazonでもトリガーパーツ商品がたくさん揃ってました。

管理人
管理人
自己責任で修理しましょうね!

トリガー交換用パーツ(Amazon)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 
トルクスドライバー(T8)もついて約1,200円程度とお手頃価格です!新しい掃除機に買い換え検討していたのでそれに比べればとても安価。

必要な道具は下記の通り トルクスドライバー(T8)
+ドライバー(細長いものがベスト)
-ドライバー(細長いものがベスト)
ラジオペン
ピンセット

管理人
管理人
まずバッテリーから外すこと!
手順としては、必ず最初にバッテリーから外して進めていきましょう!もしもの時勝手に電源が入ってしまうと感電する恐れもあるので…。(私は途中まで気づかずに進めてしまった身)

トリガー後1箇所(+ドライバー)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 
バッテリー底面に2箇所(+ドライバー)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

ダストBOX取外し(矢印部を押しながら矢印方向へ)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

矢印部分を取外し6箇所(トルクスドライバーT8)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

トリガー付近2箇所(+ドライバー)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

フィルター取り外しておきましょう。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

矢印部分4箇所(+ドライバー)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!※細長い+ドライバーが必須
 

カバーの下2箇所(トルクスドライバーT8)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

全部を離すのではなくホワイトカバーとシルバー色部分を離す必要があるが、赤丸枠部分に爪で引っかかっているためマイナスドライバーなどで爪を持ち上げます。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

取り外した後の状態
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

次にスケット部分も押し出しますが、マイナスドライバーの内側にストッパーがあるので
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

ドライバーよりはピンセットなどで中に押し込んでストッパーを外します。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

ホワイトカバーの内側はこのようになってます。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

赤黒ケーブルは邪魔になるので外しておきましょう。ピンセットなどで簡単に外れます。それからトルクスドライバーT8で取り外します。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

90度に曲がっているコネクタをラジオペンなどで水平にしておくと
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

きれいに引き抜くことができます。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

次に赤矢印部分をトルクスドライバーT8で2箇所(ドライバーを斜めにしながら外します)青色矢印は爪があるのでマイナスドライバーなどで取り外します。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

外した後
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

あとはちょっとずつ抜いていくことになる(これが意外と時間がかかります)
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

トリガーの中にもネジが1箇所あるのでトルクスドライバーT8で外します。その後に青矢印部分をラジオペンでつまんでゆっくり引き出します。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!

原因はこのパーツ

原因はやはり「トリガーの破損」でした。

管理人
管理人
やはりトリガーの劣化か…

トリガー損傷部分
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!
 

右側が互換性のトリガーですが、折れている部分が強化されている印象を受けます。

あとはこれまでの手順を逆にして完成になります。せっかくなので汚れている部分などはキツく絞ったタオルやエアダスターを利用してホコリを飛ばしてきれいにしておきます。

管理人
管理人
汚れてる場所はきれいにしておこう!
汚れが気になります。
Dyson V10トリガー故障...素人修理は困難?!

総評・まとめ(注意点)

今回は修理には結構時間がかかりました。撮影しながらというのもありますが素人がやるのは難易度が高めかもしれません。

管理人
管理人
難易度
★★★☆☆
私的メリット・デメリットは下記の通り。

メリット 約1,500円以下で修理できる。
デメリット 必要工具を準備する必要がある。
時間がかかる。
素人には難易度が高い。

まずメリットはなんといっても格安で修理できるところ。実は私も不具合が発生した段階で買い替えの検討をしはじめました。しかし、国内外メーカーをチェックしてみてもやはり高額で手が出しづらい状況でした。

管理人
管理人
新しい掃除機は高いな…2万越えだと?!
良いものは機能が豊富で数万円します…汗
それを踏まえて自分で修理すれば吸引力は落ちないし、1,500円以下でできるのはGood!

次にデメリットですが、私のようにメンテナンスを行うようなご家庭でなければ工具がない可能性があります。このトリガー修理をやって気づいたことですが、普通のご家庭にあるようなプラスドライバーではまずネジを外すことができない。

せっかく分解して最後のところで「この穴にドライバーが入らない」「短すぎて奥まで届かない」「+ドライバーの先端が太すぎてネジを舐めてしまう」なんてことがあったらやる気を削がれますよね?!私も過去に何度か経験しております。付属のT8ドライバーだけでは全部を外すことができません。

注意点としては、精密ドライバー(長細い)はあるか?!を調べておきましょう。一般家庭にあるようなドライバーでは直径が大きすぎて深いところまで届かない可能性があります。

最後にくれぐれも修理は自己責任でおこなってくださいね!

ということで、今回は「Dyson V10 Fluffy+SV12」のトリガー修理をまとめました。参考になれば幸いです。

“Dyson V10トリガー故障…素人修理は困難?!” への2件の返信

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